環境に配慮した真鍮材料をお使いですか
以前に増して配慮が必要な重金属類や化合物管理。これらはヒトの健康を害するとして、欧州をはじめ、米国、日本、アジアの国々が、重要管理項目として扱われております。当社は、環境対策室を設置して、これらの対策技術に取り組んでおります。
当社は、環境対応型真鍮材料である「カドミレス材料」を扱っております。まだ採用されていない、または検討したいという方があれば、是非ご相談の程をお願いします。専門員が丁寧にアドバイスをさせて頂きます。
また以前「黄銅のお話し シリーズ四」で掲載した、真鍮の環境力を再度掲載させて頂きます。
黄銅と環境について
地球環境保全の目線から循環型社会への貢献は、環境3R「Reduce(廃棄物発生抑制)」「Reuse(再生利用)」「Recycle(再資源化)」の標語に現れる方向性を認識し、努めなくてはならない重要な事由である事は言うまでもありません。
黄銅技術は採用先である切削工場にて切削された屑である通称ダライ粉は、製造元の引取による再資源化(参照:http://www.kubo-kinzoku.com/archives/2007/05/post_39.html)
が、古くから慣例化されており、3Rの意に適った循環を実施している現状です。
しかし、RoHSに於ける対象物である、「カドミウム(Cd)」の含有量の問題により、この循環システムの見直しを余儀なくされる現状であります。また我々は、これらの対応に智慧を絞り遵守し努力を続けて行く所存であります。
製造メーカーやお得意様との取引に於いて「ただ材料を売ればいい、加工すればいい」という時代では無くなってきております。環境を考え地球にやさしい材料が必要とされている今、「私たちが出来る事は何か?」「必要とされている物は何か?」お互いが考え需要と供給がマッチするように心がけ、その橋渡しになれる様、これからもより一層の努力をしていきたいと思います。 資料