ヒートパイプをご存知でしょうか。
ノートパソコンが高性能化された頃より、メジャーになった機能材料です。
アルミや銅の部材に見える棒状のものがヒートパイプです。
金属の棒に見えますが、実は中空になっており、その中に極少量の水が
封入されております。この水が対象となる熱の温度差により「蒸発と凝縮」を
受ける事により熱を運びます。この機能を知れば使い易い材料です。
従来上下に放熱構造を持っていた機器が、平面に展開できる事や、密閉
状態の内部熱源から、筐体外へ運び出す、また局所の熱を全体に散らし
均熱するなどが可能となります。
当社は熱伝導率の大きい、銅やアルミを扱っている事から、現在では
熱設計(実績的には手で持てる部品が多い)まで行い、製品・部品化をして
おります。お困りの事あれば、連絡を頂ければ幸いです。